偽善者?善人者?
先日電車に乗った時の事。
扉が開く前、座席の空きが見えたので座れそうだと思い乗り込むと、横から若干強引に乗ろうとする若者がいた。
若者は一目散にその座席に座る。
他に空席はない。
「まあ数駅だし、立って体力つけるか」
なんて思いながら窓際に立つ事にした。
そのとき一緒に腰の曲がったおばあちゃんが乗ってきていた。
その若者はもちろん、座ってる誰もが見てみぬフリ。
若干顔を下に背けた人もいた。
「誰か譲れよ…」
と思ったとき、おばあちゃんが向いている席とは逆方向から人がやってきて、席を譲った。
おばあちゃんのいた席の人間がどんな顔をしているのか見てみると…みな無表情。
あの若者に至っては髪の分け目を必死に探しながら、意味不明な薄ら笑いを浮かべている。
ふと思った。
自分だったら今の行動ができるだろうか?
いや、席を譲る事さえできるだろうか?
おそらく出来る、と思う。
しかし思う事と行動する事は違う。
実際どうだか自信はない。
こういった行動はどうしても照れが出てしまう。
それが躊躇させる理由でもある。
後は、逆にお年寄り扱いする事が失礼じゃないかな?周りに「偽善者ぶって」と思われるのかな?とか。
様は考えすぎてしまうのだろう。
当たり前の事が躊躇なく、いや躊躇はあってもいいから、当たり前に出来るような人間になろうと思った…。

11 月 28th, 2009 at 7:52 PM
譲らない若者(少年)に怒鳴った事があります。
もちろん譲ったのは私です。